６３年目の沖縄「慰霊の日」

６月２３日は、１９４５年に３ヶ月も続いた組織的戦闘が終結し沖縄での戦いが終わった日だそうです。

２００８年のこの日がちょうど６３回目の慰霊の日となり、福田総理や仲井真弘多知事も出席されて、沖縄県主催の「沖縄全戦没者追悼式」が行われました。

●沖縄『慰霊の日』　戦後６３年　追悼式典　首相ら参列（中日新聞）
●沖縄慰霊の日　首相ら参列し黙とう　知事が平和宣言（毎日新聞） - Yahoo!ニュース
●沖縄「慰霊の日」６３年目の誓い…首相ら参列し黙とう : 社会 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）


この戦争では、日米あわせて２０万人もの人が亡くなったそうで、あまりに大きな犠牲でした。
そしてこの戦いで亡くなった半数近くが沖縄の住人だったそうです。

この沖縄戦の悲惨だった状況など、こちらで特集が組まれてるので、ぜひご覧になってください。

沖縄戦：「鉄の暴風」死者２０万人　徹底抗戦で「捨て石」に（毎日新聞）



ところで、今年のこの慰霊の日の一週間くらい前（２００８年６月１４日）に、僕はこの「沖縄全戦没者追悼式」が行われた、糸満市の沖縄平和祈念公園に行きました。

写真に写ってる平和祈念資料館には時間の関係で見る事が出来ませんでした。


ここで、追悼式が行われ、この日は目の前に見えてる“平和の火”に火が灯されました。



そして平和祈念公園の中にある平和の礎ですが、これは1995年6月に沖縄戦終結５０周年の年に建てられました。
これは主に沖縄で亡くなった人すべて（日米、住民など関係無く）の名前を刻んだ祈念碑だそうで、現在は２４万人を超える方々の氏名が刻まれてるそうです。








ここには観光で訪れるかたが非常に多いそうですが、亡くなった親族の方の名前を探しにこられる方もいるそうです。

そして、ここですが、


この慶座絶壁（ギーザバンタ）では、戦争当時、逃げ場を失った多くの住民や日本兵が飛び降りて亡くなったそうです！


いずれにしても、僕は１９４５年に戦争が終わってから二十数年後に生まれ、日本がこんなに多くの人が亡くなった悲惨な戦争を体験したのを知らず、生まれた時から平和な暮らしをしています。

こうしてはるか昔におきていた戦争の写真や記事を見てると、多くの罪の無い人々や子供が犠牲になる戦争など二度と絶対あってはいけないとより強く思いました。
でも、残念ながら今でも世界で戦争が起きているのは現実で、ニュースで報道されてるのを見て、同じ人間同士なのにつらいです…。


麻衣ちゃんの曲の中には、このように世界で現実に起きている出来事などで（子供が）つらい目にあってる想いを書いた曲がありますね！
今宵は、「冷たい海」を沢山聴いて過ごそうと思います。